里波見漁港（さとはみぎょこう）

里波見漁港は、京都府宮津市の国道178号線沿いにある小さな美しい漁港です。
波見川の河口が漁港横に広がっています。
この地域の海水の透明度が高く、水質が良いため、釣り人にとって魅力的なスポットとなっています。
過去には、里波見海水浴場もありましたが、道路の拡張整備のため砂浜部分が大幅に無くなり現在は漁港のみとなっています。

漁港には有料駐車場が設置されており、清掃協力金として1日500円が必要で、領収書をダッシュボードに置いておくルールになっています。
また、清掃協力金を支払えば、駐車場の隣にあるトイレも利用することができます。

駐車料金は、管理人の方が駐車場にあるカメラを確認して料金を徴収するシステムとなっています。
※過去に、漁船の機器などの盗難被害もあったために防犯カメラが数台設置されています。

釣りポイントとしては、漁港内にある左右の堤防が主な釣り場となります。
北側にある大きい方の防波堤は、現在外向きの釣りができなくなっています。
内側は、足元でサビキ釣りが可能です。
堤防の周りは基礎になるブロックなどがあるため若干浅くなっており、その先から駆け上がりになっています。

もともと、海水浴場もあった地域なので海底も全体的に砂地の部分が大半です。
メインとなるターゲットは、キス・カレイ・ヒラメ・マゴチ・チヌなどです、アジなどの回遊もあればサビキ釣りも好釣果となります。
また、メバルやガシラの根魚やアオリイカの実績も高いところですが、近年では、ウニが大繁殖しているために、海藻などが枯れてしまう深刻な状況にもなっています。

里波見漁港は、ファミリーフィッシングにも向いており、ゆっくりと落ち着いて釣りを楽しむことができる場所です。安全に楽しむために、救命器具は着用はしましょう。